お子様のお口ポカンと指しゃぶりについて|下井歯科医院|武蔵境の歯医者・歯科|武蔵境駅の駅近

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お子様のお口ポカンと指しゃぶりについて

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2025年5月08日

お子様のお口ポカンと指しゃぶりについて

こんにちは。

武蔵境の下井歯科医院です。

ぼーっとしてるとき、お口がぽかんと開いてしまっている、指しゃぶりがやめられないなど、お子様のお口の癖が気になる方もいらっしゃると思います。

お口が開いていると、お口まわりの筋肉(口輪筋)が弱くなってしまい、他の表情筋にも影響を及ぼします。

口呼吸することによって唾液量が減ったり、将来の歯並びにも良くありません。

また指しゃぶりも長く続けると(およそ4歳以降)歯並びに悪影響を及ぼしてしまうことがあります。

今回は、口腔機能が健全な発達をしていくために、どんなサポートをしていく必要があるかについてご紹介します。

年齢別のサポート

1歳半頃〜

この時期は、お口を閉じよう!指しゃぶりをやめよう!と本人に言ってもなかなか難しい時期だと思います。

積み木やブロック遊びなどで手を動かし気を紛らわせてあげるなどの工夫をしてみましょう。

無理にやめさせると逆効果になってしまうこともあります。

2歳半頃〜

様々な癖が歯並びに影響を及ぼしやすい時期です。

本人の理解も進んでいる頃ですので、問題点を説明し少しずつやめれるよう支援していきましょう。

例えば指しゃぶりの絵本を読んであげる、寝るときは手をつないであげる、夜中の指しゃぶりを防ぐために日中充分に外遊びをさせるなどです。

5、6歳頃〜

6歳臼歯が生えてきたり、前歯の乳歯が抜け始める頃です。

乳歯が抜けると、そこにできた隙間に舌を入れて遊ぶことが癖になってしまうお子様もいらっしゃいます。また、小学校入学など環境の変化のストレスにより癖が出現してしまうこともあります。

本人に癖を止めることを説明することはもちろん、歯科医院でトレーニングを行うことも効果的です。

指しゃぶりは特に、どうしてもやめたくないというお子様もいらっしゃいます。その場合、指しゃぶりをしていない時間は口を閉じること、舌の位置(正しい舌の位置については後述します)に気をつけることを伝えるだけでも、口腔機能の発達には良い影響があるそうです。

お口ポカン対策で当院で行なっていること

お口ポカンの原因である口輪筋の力を測定、トレーニングするために当院では「リットレメーター」という器具を使っています。

歯と唇の間にマウスピース装着し、ゆっくりと測定器を引っ張ります。唇の力だけでマウスピースを保持するようにしましょう。

リットレメーターの目盛りの数値を記録します。

当院では、お子さまの検診、フッ素塗布時に同時に行っています。

お家でできるトレーニングをご紹介

日常生活の中で楽しくやってみましょう!

簡単にできるものをいくつかご紹介します。

口輪筋

ゴリラのトレーニング

上唇の裏に空気を入れて膨らませます

タコのトレーニング

タコのように口を尖らせます

ストロートレーニング

鼻の下にストローを挟み落ちないように保持します

舌の位置

正しい舌の位置は、お口を閉じた時に舌の先が上の前歯の裏側についている状態です。また舌全体は上顎につくようにしましょう。

ポッピング

舌を上顎につけてからポンと音を鳴らして離します

ガムトレーニング

ガムを上顎に押し付けて舌の位置を確認します

最後に

どんなに保護者の方が頑張っても、全てを完璧にこなしてお子様の癖の除去をすることは難しいと思います。

お子様に過度の負担がかからないよう、やめなくてもなんとかなると逃げ道を作ってあげ、常に寄り添う姿勢を持ち続けることが一番重要だと思います。

気になる方は、お気軽に当院スタッフまでお声がけください。

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