2026年2月08日

こんにちは。
武蔵境の下井歯科医院です。
先月、日本小児歯科学会は「口腔機能発達不全の治療に関する重要なお知らせ〜口腔機能を育てる治療と矯正治療との関係について〜」をホームページ上に公開しました。
今回は、その内容についてご紹介しようと思います。
口腔機能発達不全とは?
食べる機能、話す機能、その他の機能が年齢相応に上手く発達していないか、正しく習得できていない状態です。
本人の自覚症状はないことが多いですので、保護者の方は以下に挙げるチェックリストを参考にしてみてください。
食べる機能
硬いものを食べない、食べる時間が早い・遅い、食べる時に音がする
話す機能
言葉がよく聞き取れない、音の言い間違いがある
その他の機能
口がポカンと開いて口呼吸をしている、いびきをかく、舌の使い方に癖がある
検査や治療は?
歯科医院では、舌やお口周りの筋肉の強さを測って数値化することができます。治療に関しては、虫歯の治療はもちろん、正しく食べる、話す、その他の機能が発揮できるよう舌やお口周りの筋肉トレーニングや癖の改善、普段の過ごし方の指導をさせていただきます。
当院での流れ
実際の当院での流れを簡単にご紹介します。基本的には検診やクリーニング、フッ素塗布の際に一緒に実施しています。
問診・検査
日常生活で気になることはないか、お話をお伺いします。


検査は、主に2つの器具を使っていきます。1つ目はリットレメーターといって口輪筋の力を測る物です。口でマウスピースを保持したまま水平に引っ張り、目盛りで口輪筋の強さを数値化します。2つ目は舌圧測定器といい、舌と上顎でマウスピースを押しつぶして舌の強さを測ります。
チェックリストを用いて、現在の状態と普段気をつけることなどのご説明をします。
治療・お家でのトレーニング
検査で使った上記の器具を使ってトレーニングもすることができます。来院時にはチャレンジしてみましょう。他にもお家でできるトレーニングを3つご紹介します。
①舌を上あごに吸いつけたまま、口を大きく開けたり、閉じたりをくり返す
②舌全体を上あごに吸い上げ、“ポン”と音を出す
③ガムを丸めて上の前歯の裏側に舌で押し付ける、これを 5 回くり返す
また、普段はお口がポカンと開かないように鼻呼吸を心がけましょう。舌の位置は、上の前歯の裏側に舌の先が触れる位置に置いておきましょう。
口腔機能の発達と矯正治療の関係
正しい口腔機能を習得することで、歯並びがきれいに整ってくる可能性があります。しかし、矯正治療で歯並びを整えると必ずしも正しい口腔機能が獲得できるようになるわけではありません。
口腔機能の正しい習得にはまずはご紹介したトレーニングや普段の癖づけが大切です。支障をきたすような歯並びや舌小帯の異常がある場合はしっかりとご説明させていただきます。
まとめ
歯科医院での治療は、虫歯治療だけではありません。お子さまのお口周りのことで何か気になることがあれば、お気軽にご相談くださいね。
詳しく知りたい方は、日本小児歯科学会のページも参考になさってください。
日本小児歯科学会HPよりhttps://www.jspd.or.jp/recommendation/article26/
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