2025年3月05日

こんにちは。 武蔵境の下井歯科医院です。
歯科の診療において、お口の中を直接見るだけではわからない細かい部分を確認するため、私たちは必要に応じてレントゲン撮影を行います。そんな歯科医院にあるレントゲンはどんな種類があってどんな時に使うのかご存知ですか?状況に応じて撮影するレントゲンが異なります。 今回はそんなレントゲンについてご紹介をしたいと思います!(よく歯医者さんが使う略語でご紹介)
パノラマ

顎の骨、歯を全体的に写したものです。 虫歯の有無や歯の根っこの状態、歯周病の進行具合(骨吸収)や顎関節などを見ることができます。
デンタル

1、2本の歯に焦点をあて、パノラマでは見えにくい虫歯や歯周病の進行状況などを、より詳しく見るために撮るものです。 根っこの治療後の確認にも使われます。
セファロ

矯正を行う際に横顔を撮って、骨格を確認(具体的には、組織の長さや角度などを数値化し、標準値と比較します)するのに使います。 矯正医は、このセファロ分析の結果をもとに矯正治療の計画を立てたり、治療後の評価を行います。
歯科用CT
立体的な3Dのレントゲン写真です。 平面的なパノラマやセファロでは分からなかったことが、CTでは分かるようになります。 親知らずの抜歯や根っこの治療の時の細かい確認、インプラントができるかどうかを判断するためなどに使用します。
レントゲンの被曝量は?
歯科医院では、例えばパノラマを撮った後にもう少し詳しく調べたいのでデンタルも撮りましょう、という事例がしばしばあります。
そこで被曝量って大丈夫なのかな?と気になる方もいらっしゃるかと思います。
自然界にも放射線は存在していて、日本人は1年間で平均1.5ミリシーベルトの被ばくをしているそうです。
比べてパノラマは1回あたり0.005ミリシーベルト、デンタルは0.002〜0.003ミリシーベルト、CTは0.2ミリシーベルト(東京とニューヨーク往復1回飛行機に乗ると同じ0.2ミリシーベルトだそうです)、セファロは0.01〜0.02ミリシーベルトほどです。
また防護用エプロンの装着もしていただく等しているので、皆様にはご安心してレントゲン撮影を行なっていただきたいと思います。
最後に
当院では、上記全ての設備を揃えております。 矯正治療や親知らずの抜歯、インプラント治療なども、適切なレントゲンを選択し、詳しく検査することでより安全に行っていただけます。
なにか分からないことや気になることがあれば、スタッフまでお気軽にお声掛けください!
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