2025年3月21日

こんにちは。 武蔵境の下井歯科医院です。
ストレスや疲労、正常ではない歯並びによって、歯ぎしり・食いしばりにお悩みの方も多くいらっしゃるかと思います。 顎の筋肉が緊張し、歯の摩耗やひび割れ、顎関節の問題、頭痛などの健康問題を引き起こす可能性もあり、早めに対処したいですよね。実は「歯ぎしり」とよく耳にする言葉、いくつかのパターンに分かれるんです。それによって起こる症状や対処法も異なるため、みなさん当てはまるタイプがあるかチェックしながら今回の記事を読んでいただきたいと思います。
🔵タッピング :寒くて震えているときのように、歯を小刻みに打ち付ける動きが特徴的 で、多くの場合は他の歯ぎしりの前触れとして現れるます。
🔵グラインディング: 上下の歯を強く噛みしめて横にこすり合わせるタイプです。一番歯がすり減りやすい(咬耗)タイプです。歯の詰め物が取れたり、歯槽骨へのダメージを引き起こすこともあります。
🔵クレンチング :上下の歯を強く噛み締めるタイプ、いわゆる食いしばりです。 特に強いストレスや緊張感があるときに起こりやすく、歯の外面と歯ぐきの境目部分に、削り取られたような傷(跡)がある、舌のふちに歯型が付いている、歯に接している頬の内側に白い線ができるなどの特徴があります。 クレンチングが強いと歯と歯の間に亀裂(クラック)ができ、そこから細菌が侵入して虫歯になることもあります。普段歯磨きをしっかりしているのに虫歯ができてしまう、という方はクレンチングが原因nの場合もあります。また歯周病の炎症を助長するとも言われています。
どのタイプも、お家で出来る予防法として筋肉をほぐしてあげる、舌の位置を意識する、頬づえなどの癖をやめる、リラックスした姿勢をとる、日中無意識に歯と歯が接触しないようにしてみるなどがあります。 歯科医院では、歯並びの矯正治療、マウスピースを作ることができます。 悩まれている方、気になる方はお気軽にスタッフまでお声掛けください。
武蔵境の歯医者 下井歯科医院