2026年1月15日

こんにちは。
武蔵境の下井歯科医院です。
先日、ネットニュースで『若年層の口腔がん(特に舌がん)が増えている』という記事が出ました。国立がん研究センターによると、舌がんを含む口腔がんと診断された人は50年前と比べて約10倍に増えたそうです。
特に、若年層の患者が占める割合は20年間で約2倍になったという報告もあるようです。
そこで今回は、舌がんについてその原因や口内炎との違いなどをご紹介しようと思います。
舌がんとは?
舌にできるがんで、口腔がんの中でも半分以上を占めます。
特に舌の縁にできることが多く、痛みがあまりなかったりと最初は口内炎と間違われることも多いです。
硬いしこりのようなもの、えぐれた潰瘍のようなもの、赤くなるもの、白くなるもの、出血を伴うものなど所見は様々です。
口内炎との違い
確定診断は病院での精密な検査が必要ですが、ここでは大体の目安として口内炎との違いをご紹介します。
- 痛みがないor少ない
- 境界線がはっきりわからない
- しこりがある
- 2,3週間経っても治らない
原因
はっきりとした原因はまだ明らかではありませんが、危険因子として以下が挙げられます。
- お酒やタバコ
- 不衛生な口腔内
- 物理的、慢性的な刺激
- 繰り返す口内炎
物理的、慢性的な刺激とは?
例えば虫歯で歯の形が鋭利になってしまうと、常に舌に当たってしまう状態になります。他にも入れ歯の金属や治療した詰め物、被せ物の形、歯並びなど物理的な刺激の原因は多くあります。
なぜ若者に増えているの?

特に現代の若い方は食べ物の影響もあり顎が小さく歯列弓が狭くなっています。
このため舌に歯が当たりやすくなり、舌がんの増加につながっていると考えられています。
予防できること
生活習慣の改善や適切なオーラルケアはもちろんですが、特に舌に当たる物理的な刺激を取り除くことが必要です。
- 虫歯を放置しない
- 当たって気になる歯の形は相談する→鋭利な部分を研磨してならしたり、詰め物や被せ物を作り直すことができます
- 矯正治療で歯並びを整える
気になる方は歯科医院へ!
舌は食べ物の味を感じるだけでなく、飲み込むこと、言葉を話すことなど日常生活でとても大切な役割を持つ器官のひとつです。
特に、口内炎が2週間経っても治らないようであれば受診をおすすめします。
何事も早期発見が大切ですので、少しでも気になる方はお気軽にご相談くださいね。
武蔵境の歯医者 下井歯科医院
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